タラバガニ、再び。 2.2kgの大物カニ、身がありすぎて二人でもお腹いっぱい。 |
世界最南端の町で生活す その8 |
2009.06.13 【ウシュアイア / アルゼンチン】
最近は朝10時を過ぎても夜が明けないウシュアイア。 朝は真っ暗でついつい寝坊がちな私達ですが、 ここに生活する人々は真っ暗の中を学校や仕事に向かいます。 ちなみに、夏は深夜2時頃に夕焼けになってそのまま沈まず、3時頃には昇り始める白夜だそうです。 うーん 、さすがは最南端。 そんな冬の最南端は今、カニ獲り漁も盛んで、2ヶ月ぶりにタラバガニにありつけました。 前回は35ペソ/kgだったのですが、今回は40ペソ/kgに値上がり。(1ペソ≒27円) 日に日に物価上昇中のアルゼンチンですが、それでも激安タラバガニ。 獲れたての活きたタラバガニ、二人で食べても食べきれない程の大きなカニ。 本場ならではの味覚、あ〜幸せ! タラバガニ満喫! "茹でカニ"の他に具沢山の"カニご飯"も! タラバガニ、何度食べてもよいモノですなぁー。 ●チリからの脅威 日本では落ち着いてきたっぽい"新型インフルエンザ"なのですが、今、アルゼンチンのお隣の国チリで流行しているらしく、今ではアメリカ/メキシコ/カナダの次に感染者が多いようです。 しかもこちらはこれから冬で、益々流行するっぽい。 実際、保健所から「風邪を引いている旅行者は居ないか」と頻繁に電話が掛かってきており、新型インフルエンザの進入を警戒している様子。 ここに来る旅行者の多くはチリを南下後にやって来るので、新型インフルエンザを運んでくる人がそのうち来るかも? 上野山荘ではお風呂にも入れるしノンビリできるので「調子悪いし上野山荘で旅の疲れを落とそう」という旅行者も沢山来るのです。 上野山荘のオーナー綾子おばあちゃんは86歳。 とても元気ですが、やはり風邪が怖いお年頃。 前回風邪を引いた時は肺炎になって大変だったそうで、インフルエンザじゃどうなるやら? おばあちゃんは「こんな場所じゃ新型のワクチンも無いだろうし、こりゃ近々、やってくる旅行者にウィルスをうつされて殺されちゃうかもしれないわねー!」なんて言っていますが、シャレになっていませんよ……。 てなわけで、風邪っぽい旅行者の方は、元気になってから上野山荘にお越しくださいませ。 これを見た方は是非、周囲の旅行者にもお伝えください。 少しの風邪も一大事になる免疫力の弱いお年寄りなので、旅行者の方々のご協力をお願いします。 いつまでも元気に長生きして頂くために! 大げさではなく、上野山荘ではマジメに脅威になってきた新型インフルエンザなのです。 風邪を治してからのご来訪をお待ちしておりますワン!! |