エロティックなお寺へようこそ!
2007.10.30-31
エロティック彫刻の寺院が有名なカジュラーホにやってきました。
男女交合が聖なるものと考えた昔の人々が、その行為を彫刻にしつつ一生懸命建てた寺院が複数あり、これらを含む建造物群が世界遺産に指定されています。

インド人はここに"新婚旅行でよく訪れる"そうで、出会ったインド人のほぼ全員がそう話しながら「ヒヒヒヒ!」と喜び、そこからエロトークに突入。
寺院には84通りの交合体位があるとのことで、「日本人は48通りだが、インドは84通りだ!」と自慢だか何だか分からない話を必ずしてきます。
誰が教えたのかは知りませんが、あーウザい、ウザすぎる!! しかも濃い顔でニヤニヤして話をされるとかなり不気味です。
エロティック寺院観光で成り立っている町の、エロ住人としての役割ですか?
う〜ん微妙だ……。

●エロティック寺院ってどんな感じ?
町の西にある寺院群が観光のメインで、 数百メートル四方の敷地には10つほどの寺院が建っています。
それらの寺院には神々や天女の彫刻も盛り沢山。
女性の彫刻はみな豊満な肉体で精細な彫刻が多いのに、男性の彫刻は雑で適当な感じがします。
彫刻師達は女性を彫る方が楽しかったのでしょう、きっと。
西寺院群の10つの寺院のうち3つがエロエロ彫刻満載で、官能的と言うより"下品な感じ"の彫刻群☆写真で解説します♪
寺院の周りは整備されていて、緑がいっぱい。
照りつける太陽と緑の中、Let's Erotic!
寺院は大体こんな感じ。
入口すぐの寺院の前にて:
人も疎らでかなり空いてました。
寺院の壁はこんな感じ。
拡大すると……
神様の彫刻もいっぱい。
しかし、人々は"神様"よりも、このような彫刻群がお目当て!
何だか凄いことになってますが、両腕もシッカリと活動中!?
画像中央の手に注目!
バッチグー♪
繊細な指に彫刻師の魂を見た!!!
ちょっと、ちょっと、女性が嫌がってますよっ!
この辺からインド人の濃さ爆発!!










馬っ!?

ああ、さすがはインド人……馬は反則だよ、ずるいよ。

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆  (※☆5つが最高)
= カジュラーホの建造物群 =
エロティック満載!というけれど、官能的というよりは下品さ満載!?
西寺院群だけなら2時間もあれば十分なので、寺院よりものどかな町をノンビリする方が楽しいかもしれません。


"新婚旅行"は、ヘンテコ彫刻盛り沢山のエロティック寺院で決まり!?
カジュラーホ/インド
宿泊: Hotel Green House (場所:バススタンド正面から看板見えます(徒歩1分)。) W:150Rs トイレ・水シャワー付き
★★★★★★★★☆☆ 80点  部屋は広々で快適・清潔でかなり居心地良し。 スタッフ達は親切&うるさくなくGood!
物価: ネット(高速)30Rs./1h、路上チャイ3Rs.
お勧め: のどかな町外れをノンビリ散歩。 「深夜特急」に描かれている滝が20km離れた場所にあるそうで、かなりオススメらしい(私達は行かなかったので詳細不明)。


世界一美しきお墓『タージ・マハル』
2007.10.27-28
ひろみんのジンマシンも落ち着いてきたのでアーグラへとやってきました。
世界一美しきお墓の『タージ・マハル』がある町です。
デリーでは結局大した観光はせずに移動です。

世界中で有名なタージ・マハルは、お城と思いきや、その昔の皇帝が亡き妃の為に建てたお墓です。
このお墓というよりお城みたいな建物、誰でも一度は写真なりを見たことがあるのでは?

アーグラではタージ・マハルの近くの宿に泊まり、周辺の屋上レストランで夕暮れにほんのり赤く染まるタージ・マハルを眺め、紅茶を飲みつつ、 とても心地よい時間を過ごしました。
アフタヌーンティーならぬ、サンセットティー?
オススメは「Shanti Lodge」と「Hotel Host」の屋上レストラン。
Hotel Hostは知られていないのか、お客も疎らで超穴場♪
左が「Shanti Lodge」、右が「Hotel Host」からのタージ・マハル。
●タージ・マハルは愛の結晶!?
「タージ・マハルは早朝がBEST」と聞いた(午後は観光客で非常に混雑するとのこと)ので、朝7時半からの観光です。
※満月の前後2日間、計5日間は夜間見学が可能(要前日予約)とのことでオススメらしいです。 ちょうど10月26日が満月でしたが、今回は曇りで真っ暗だったため観光には適しませんでした。残念。

朝モヤの中にそびえるタージ・マハルは、幻想的で、正真正銘の"世界一美しきお墓"。
皇帝は、川向にこれと対となる自分用の"黒いタージ・マハル"も作ろうとしてたというから更にビックリ。(後年、帝位を狙った息子に幽閉されて出来ず仕舞い)
タージマハールの南門。
南門(正面)から見るタージ・マハール。
人の大きさと比較。
画像右側の塔がタージ・マハル両側の塔。
莫大な資金と22年もの歳月を掛けて完成したお墓は、妃への愛の結晶!?
国が傾く程の大事業だったようで、まさに愛と狂気は紙一重。
"一途な愛"と思えるかどうかで、ロマンチスト具合が分かるかも?

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆☆  (※☆5つが最高)
= タージ・マハル =
総天然大理石作りの真っ白な建物はとにかくデカイ!
お城のように見えるけれども、実はお墓です。
タージ・マハルはあまりにも有名ですが、その美しさゆえに有名なんだと実感。
インドに来るならタージ・マハルは見逃せません。
夕暮れのタージ・マハル、屋上レストランからの眺めがステキ!

午後は、その皇帝が幽閉されたアーグラ城を観光してアーグラ観光はオシマイ!
アーグラ城入り口
アーグラ城の囚われの塔からのタージ・マハル。
息子に幽閉されタージ・マハルを眺めながら晩年を過ごした皇帝、
その目には黒いタージ・マハルの幻影も見えていたのだろうか。
アーグラ/インド
宿泊: Shahjahan Hotel (場所:南門正面の道の南端、Thana Chowkの直ぐ右) W:150Rs トイレ・水シャワー付き
★★★★★☆☆☆☆☆ 50点  ファンがうるさい。 風呂場から蚊が多数侵入!
物価: ネット(やや速)30Rs./1h、水1リットル10Rs.、上質リンゴ40Rs./1kg
お勧め: 夕暮れに屋上レストランから見るタージ・マハル