2007.05.31
中国三大石窟の一つ、そして世界遺産の『龍門石窟』に行ってきました。
洛陽(ルオヤン)駅前からバスに乗り50分で到着です。
川の両端の岩山を開削し、数千の洞が彫られています。
生憎の大雨で霞んで写真がまともに撮れませんでしたが、とにかく凄い。

数cmの小仏が壁一面に1万5千体も彫られていたり、様々な石窟があり見所盛り沢山。 ここで数万の仏様にお祈りすれば、願いも叶う?
これまた、旅行の安全と健康をお祈りしておきましたので、楽山大仏効果と合わせ向かうところ敵なしでしょう、きっと!
壁のボツボツ全部、細かく彫られた数cmの石仏!!

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆☆  (※☆5つが最高)
無数の石窟の景観は、とにかく凄い。
中国三大石窟、あとの2つも非常に気になります。

"コイタビ。便り"は、あっさりしてますが、濃い場所ですからねー!!


2007.05.30
行ってきました少林寺(シャオリンスー)!! アチョーッ!

洛陽(ルオヤン)に滞在し、洛陽駅前から少林寺行きのバスに乗り1時間半の距離。
バスの中ではジャッキーのカンフー映画を流す心使いで、到着頃にはカンフーマスター気分です。

少林寺への入口には高さ10m程のデカイ像!
その昔、少年ジャンプに連載されていた
「魁、男塾」という漫画を思い出しました。
うほっ!オヤジ強そう!!って大興奮。

「うぉりゃー、少林寺じゃー!!」とチケットを購入。
チケットもベタベタな感じです。
少林寺ーーー!!ってイメージのままなベタな入場券。

まずは少林寺の僧侶達のお墓『塔林』へ向かいました。
かなり雨が降っていたので、少林寺敷地内のシャトルバスで移動です。
※周辺敷地はかなり広く、『塔林』は入口から1.5km程奥にあります。
※ちなみに少林寺自体はそんなに広くありません。
塔の形のお墓が沢山あり、塔の林なので『塔林』。

そして、いよいよ少林寺。 塔林から500m程入口方向へ戻ります。
途中、ラクダが橋の上に居るのが見えたので「???」と思い近づくと、ラクダに乗っての有料記念撮影でした。
しかし何故にラクダ?
いくらなんでも少林寺にラクダって……。
乗る人はダレも居ませんでした。
ラクダ、なんか哀愁漂ってます。

少林寺の入口は思っていたよりもすごく小さかったのですが、看板の文字で興奮。
少林寺ー!!
二人揃って勇み足で入場し、少し奥に進むと僧侶達が何人も居るじゃないですか!
「ウホッ!少林拳マスター!?」と思うも、そこにいたのはお土産を売る僧侶ばかり……。

当たり前の事ですが、現代において拳法を操る僧侶などいるはずもなく、皆、どこにでもいるような至極普通の僧侶です。
格好だけは映画そのままだったので喜ぶも、実はその特徴のある靴を一生懸命売っていたので、もしかしてコスプレ兼ねてますか?
少林寺のお坊さん。 凛々しく腕組み。

少林寺の奥にある『武僧脚坑』(少林拳での足を踏み込むヶ所の凹み(映画でよく出てきます))が沢山ある場所が何故か一般開放していなくて超ガッカリ。
けんぽこは、その上でポーズして写真を撮るのを楽しみにしていたので、無念で無念で……。涙。

少林寺を見学した後は、お待ちかねの少林拳演舞。
敷地内に演武場があり、そこでは1時間半毎くらいに30分の演武ショーがあります。 演武者は皆、拳法学校(少林寺敷地内に併設!!)の生徒or卒業生?
敷地内には丸坊主の男子生徒がウジャウジャいます。
きっと、明日のジャッキー・チェンやジェット・リーを目指して頑張っているのでしょう。

演武はマジメなものと観客を巻き込んで笑いを取るものがありとても楽しめましたが、その中で、一つだけ気になった拳法発見!!

地面に伏せて頬っぺたを膨らまし、カエルみたいな動作をする拳法(カエル拳法?)の演武があったのですが、どう見ても弱そう。
伏せた状態からサマーソルトキックを繰り出すのは物凄いのですが、それ以外は地面に伏せて頬っぺたを膨らましているだけ。
ええっと、頬っぺたを膨らます意味が分かりませんが、何か効果あるのでしょうか?
「"カエル拳"の使い手が、いつの日か映画に出演できますように!」と祈るばかりです。
カエル ゲコゲコ、ゲーコゲーコ。

『武僧脚坑』が見れなかったのはガッカリでしたが、なんだかんだで満喫できた少林寺でした。


2007.05.26-28
その昔、長安と呼ばれた都市。 中国歴代王朝の都、 西安(シーアン)です。
遣隋使や遣唐使が派遣された町ですね。
歴史上の英雄やヒロインが活躍した場所でもあるので、近郊には観光スポットが山盛りで、どこに行こうか嬉しい悲鳴が出てしまいます。
世界遺産も2つあり、『秦始皇陵』と『秦俑博物館(兵馬俑)』が登録されています。

私達は、西安市内の数箇所と『兵馬俑(へいばよう)』に行ってきました。
『秦始皇陵』は、たまたま出会った中国人の日本語ガイドの方から「盛り上がった丘(秦始皇帝の陵墓)があるだけで他には何もないし、中国人はあまり行かない」という話を聞き行くのをやめました。 バスからその丘を見れたのでOKです。

西安観光は、まずバスマップを購入し、どのバスがどこに走っているかを調べることから開始です。 市街地の観光はバスを乗り継げばどこにでもで行けるので非常に便利。しかも安い(1乗車1元≒16円)。
あれこれとバスを乗り継ぎ、三蔵法師がインドから持ち帰った経典を翻訳した"玄奘三蔵院"がある『大雁塔』(玄奘三蔵院は現在修復中でした……)や、遣唐使として派遣された空海が仏教を修行した『青龍寺』(ここでの修行後、帰国、高野山で禅宗を開いた事で有名らしい)等々を観光しました。
そうそう、映画館で中国語吹き替え版『蜘蛛侠3(スパイダーマン3)』も観ましたよ。
中国での編集がされているようで、話が切れて飛ぶし中国語だしで内容がサッパリ分かりませんでした。汗。
大雁塔にあったオブジェと共に。 なぜこんなオブジェがあるのかは不明。
ひろみんが手にしているのは中国の紙パック入りお茶。
空海が茶道を学んだという建物@青龍寺。
小高い場所にあるので、その昔は上階からの景色が良かったのでしょう。
今は高層ビルが多く、景色はイマイチ。

そしてそして、西安と言えば 『兵馬俑(へいばよう)』。
始皇帝の陵墓を守る意味を持つ、スゴイ大量のハニワというか、兵士や馬の素焼き(?)が埋没している所です
兵士の服装やポーズ、顔の表情がみな異なり、彩色が施されたものも沢山。
数千の兵士の素焼きが縦横に並んでいる景観は少し不気味で面白い。
ここの写真、各種メディア上で一度くらいは目にしたことがあるのでは?
発掘は終わっておらず、まだまだ大量に埋まっているようです。
全部を発掘し終えるには、あとどのくらい掛かるのでしょ?

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆☆  (※☆5つが最高)
さすがは、有名な場所だけあります。「むむむっ」と唸ってしまいます。
全てが発掘され、修復、並び直ししたものを見てみたい!!

写真じゃ凄さは伝わらないですが、百聞は一見にしかずっていうことで↓。
1号坑の正面から:
兵士や馬の素焼きが沢山ありすぎて、何が何だか分かりません。
馬が歌ってるみたいです。
「さん、はい!」  「でゅわ〜♪」
こんな感じの場所もあります。(3号坑)
座っているポーズも!(ガラスケース内に展示)
まだまだ発掘中!
足元に修復中のバラバラの陶器が無造作に並べてあります。
超難級パズル!?
全発掘・修復には、まだまだ時間掛かりそうです。


2007.05.25
成都から日帰りで楽山(ラーシャン)に行きました。

ここは世界最大の石刻座仏の楽山大仏があります。
さすがに世界一だけあってデカイ! 高さ71mもあるようで、顔だけで人の何倍もあります。
これまた世界遺産ですが、中国は世界遺産が沢山あり過ぎ!
嬉しいやら、観に行くのが大変やら……。
デカイ顔! 何故か写っている中国の人の目つきが皆悪い。笑
大きい以外は特に何の特徴もない大仏なのですが、大きい分だけ"ありがたさ"倍増!?
「世界一ありがたいに違いない」と旅の安全と健康を祈っておきましたので、もうこれで無問題デス。

この大仏を中心にお寺だの何だのが色々とあり、あちこちと山中を歩いて回れるようになってます。
階段が多くてかなり疲れるので、大仏以外の観光は適当にスルーしました。
これでご利益半減で、プラスマイナス0だったりして?

大仏の顔の横から足元まで降りる階段があるのですが、そこは中国人観光客で長蛇の列。 一応、柵で1列になるように仕切っているけれども、曲がり角では割り込みが激しい。 暑いのにギュウギュウとくっ付いてきて列に並ぶのも大変!
ギュウギュウ詰めの列。
中国人はどこでも割り込むのが大好きです。
トイレ、チケット購入、バス・電車乗車、その他、列が出来るときに日本のように行儀良く並んでいると、いつまで経っても自分の番が来ません。
本人達に悪気は全く無く、そういう文化なのですが、いざ自分が割り込みされそうになるとガンとして割り込みさせないように頑張ります。
自分は割り込みするくせに、更に割り込みする人に怒ったりしているので、割り込みをされるのは嫌なようです。
それなら、自分も割り込みしなきゃいいのにね。
割り込みレースがちょっと面白かったので、私達も割り込む人の更に前に割り込んだりして列待ちの暇を潰しました。

割り込みレースを終え、やっと大仏様の下に到着。
しかし下から眺める大仏様は、何だか情けない顔に見えてしまいます……。
船に乗って少し遠くから見る観光があったのですが、私達は時間が無く断念しました。
大仏全体を撮るには船からしか撮れないのがちょっと商売上手な感じです。

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆  (※☆5つが最高)
峨眉山との複合遺産なので、楽山大仏だけじゃ、ちょっと微妙な感じです。
世界最大の石仏という点で3つ評価。

大仏様を見た後は、急いで帰路につきましたが、階段の昇り降りが多くて足がパンパンになりました。
この所、移動ばかりで全然歩いてなかったので足腰が弱っている模様。
二人してヨタヨタしながら成都行きのバスに乗りました。

楽山からの帰り、成都の町は渋滞しており、なんだかんだで成都駅に着いたのが寝台列車出発20分前。
ギリギリセーフで西安に向かったのでした。


大熊猫!
パンダ最高!ムービーは↑をクリック!
2007.05.24
パンダ、パンダパンダパン、ダ・パンダ!
パンダパンダパ、ンダパン、ダパン、ダパンダパンダパンダ!!
パンダーー、パンダパンダパンダパッンダッ♪

ということで成都(チャンドゥー)です。
ひろみんの高山病があまり回復しなかったので成都に来ました。
ここは中国の大都市の1つ。 標高も普通(500m)で高山病も問題なし。
チベタンの町々は、後回しにしました。

今日は『パンダ繁殖基地』に行ってきました。
中国に入って早19日、やっと"観光らしい"観光をしてきました。

パンダは朝早くにしか動かない(ご飯食べたら寝て動かない)とのことで、8時30分からパンダ見学。

もうね、パンダ最高!!!
「もう中国の観光は、これでOK」ってくらい、パンダ☆LOVE!!
家に欲しい、連れて帰りたい!
左は大人パンダ、右が子供パンダ。
大人は体が長い感じ。 大人パンダはオッサンみたいです。
子パンダは、ものすごくカワイイ!!
木にぶら下がってる!?  引っかかってます(はぁと)
パンダのなる木を発見!!
じゃれあう子パンダ。
あ〜、もうどうにでもしてっ!!
レッサーパンダもいたよ。
(パンダ博物館にて)
300万年前の世界だって! ん? 左下、ちょっとまてっ!?
(パンダ博物館にて)
こちらは昔の戦場の風景。 中心やや右に何かいるっ!

















半笑いで人を襲ってますよっ!!
ああ、パンダのイメージがぁ……!(笑)

パンダ満喫の『パンダ繁殖研究所』でした!


2007.05.20-21
稲城(ダオチェン)で、今度は"ひろみん"が高山病になりました。
19日は頭痛、発熱、倦怠感、食欲不振でぐったり。
20日は頭痛のみに。 21日にはかなり回復してきました。
けんぽこは19日には高山病も治まり、すこぶる元気になってます。

2人とも元気になったものの、大事をとって『並丁』(ヤーディン)("並"の字、上のチョンチョン無し)という場所へのトレッキングは断念して、次へと移動することにします。
"並丁"のトレッキング、標高4500mを越すし、まだ雪が積もっているようなので我ら"軟弱夫婦"にはハードすぎるよ!

ということで、町には何もないし、食事だけが楽しみになってます。
こんな時に中華はホント助かります。
お粥もあるし、あっさり系の料理を食べて体力回復です。
ああ、中華万歳!(こればっか)

2007.05.19
稲城(ダオチェン)という標高3740mの町(村?)にいます。
空がメッチャ青いです。 あと少しで富士山頂上と同じ標高です。
ここは特に何もない(町外れに寂れた小さな温泉がありますが…)小さな町で、この町から110kmちょっとの『並丁』(ヤーディン)("並"の字、上のチョンチョン無し)という名風景区への中継地点です。
この周辺は冬虫夏草が名産のようで、チベタンが道端で竹ざるに無造作に並べて売っています。 蛾の幼虫のような5cmくらいの白いイモムシの先っぽから3cmくらいの冬虫夏草が生えてます。 見た目キモチ悪い……。
生のモノ(採れたて?)から乾燥しているモノまで、お値段1つ、7〜10元なので結構な高級品ですが、これが更に日本でいくらで売られているのかが気になるところ。
地元の人が買っているようですが、何の効果があるのでしょう?
あれ見たら、キモチ悪くてちょっと食べられないよ。

さて、昨日のバス移動で、香格裏拉から稲城に至る道々からの景色が本当に素敵でしたのでその紹介。
時期が丁度良く、"春夏秋冬"全ての風景を見ることができました♪
標高やや低めの風景。
始めの2時間程はごく普通のガタガタ道でしたが、山を登るにつれ、遠くにそびえる標高5000m以上の雪を抱いた山々が一望。
やがてバスはその雪山へと進んでいき、あたり一面雪景色に。 車内の気温はグンと下がり、外は雪も降ってました。
山を越え、下っていくと、今度は紅葉の中をバスは走ります。 緑、赤、黄色の木々が山を美しく彩ってます。
その後、しばらく山の風景が続き、 山越えの度に遠くの景色にため息。
そして山をずっと下り、山の谷間の村を通り過ぎます。
この村は標高が低いためか、周辺は緑に覆われ、麦畑や川辺の木々、小さな花々がとてもきれい。 強い日差しにキラキラ輝く川と一面緑の大地は夏の風景でした。
緑の大地。 麦畑でした。
その後も、様々な景色を見せてくれ、ずっとウキウキしっぱなし。
そして、最後の2時間(ここまでで10時間掛かってます)がクライマックス!
道路から下まで1000mはありそうな渓谷を横に見つつ、バスはドンドン山を登り、雪山越えへ。
標高が高いためか木々もなく、見渡すかぎり足跡も何も無い真っ白な雪山、そして空は真っ青。
その景色に「むむむむっ」と唸ってしまうのでした。
遥か先まで道路以外、全て真っ白。 足跡すらありません。

これらの景色が見れただけで、ここに移動してきた甲斐がありました。
かなり寒いし、高山病がちょっとツライけれど、無理して来て良かった!!


2007.05.15
香格裏拉(シャングリラ)に来ました。チベットはもう直ぐそこです♪
この近郊に見所が多々あるようで、周辺 約4万ku が"世界自然遺産"に登録されています。

この町の平均標高は約3300m。 空気が薄いのがよく分かります。
吸っても吸っても空気が足りない感じで、しかも非常に寒い(最低気温-1℃)ので、結構キツイです。

ここはチベット文化が強いようで、町の南端にあるお寺には超巨大な『マニ車』(画像右側)があります。
『マニ車』とは「右回りに一回転させればお経を一回読むのと同じだけの徳が得られる」という何とも楽チン(?)なモノで、手で持てる程の大きさのモノから、お寺に設置してある人の大きさ程度のモノなど色々とあります。
巨大マニ車。大きくて近くから撮りきれませんでした。
で、このお寺の超巨大マニ車、ちゃんと回るんです!!
これはさすがに楽チンとはいかず、非常に重くて回すのが大変で、大人4,5人掛りでやっとスムーズに回ります。
観光客は皆、ウンウン言いながら一生懸命押していました。

さて、ここだけの話ですが、このマニ車をけんぽこが1人で一生懸命押して回した所、あまりに力んだ為に少しお漏らしをしてしまいました。
あまりに大きいマニ車に喜び、昨夜からお腹が緩く危険な状態だったのをすっかり忘れていたのです。
降りしきる雨の中、内股でマニ車を必死に一回転させて、トイレにGO。

ニイハオトイレで他人に見られつつ用を足しながら、「いい年してお漏らしなんて、巨大マニ車は本当にありがたいモノなのか!?」と心の中で叫んだのでした。

ここ8日間ずっと雨で、周辺の見所(主に自然風景)が全く見れていません。
そろそろ晴れてくれますように!!


2007.05.09〜13
世界遺産の町、麗江(リージャン)に来ています。
トンパ文字という独自の文字を持った民族がいる土地らしいです。
トンパ文字は象形文字みたいなモノで日本でも少し前にそのデザインが流行ったらしいですが、そんなの流行りましたっけ?

この町の古城周辺が世界遺産なのですが、実際は遊園地のようです。
中国の古い町並をもとにテーマパークを興しました!という感じです。
迷路のような道々、不自然な程演出された古い町並み、殆どの建物が土産物屋、そして街中は中国人観光客でビッシリ!!
名所周辺は右も左も人、人、人。 中国でも人気の観光地らしいです。
町を高台から見た感じ。一面、瓦屋根の景色が広がります。
これは文化遺産としてどうなのよ?と思いましたが、私達はこの遊園地のような雰囲気が凄く気に入りました。
適当に道を曲がってあちこちと迷いながら町を観光するのが本当に楽しい。
裏通りは、どこも大体こんな感じ。
町のあちこちに小川が流れています。
夜になると全ての建物が赤い照明を付けて町が赤色に染まります。 あちこちのレストランやバーで歌だの踊りなどが始まり、もう遊園地気分最高潮!!
真っ赤かな夜のレストラン通り。 この喧騒たるや耳が痛くなるほど。でも楽しい!
中央の大通り。 両脇は全てお土産屋。

滞在中、ずっと雨でしたが、この"遊園地"に天気は大して関係なく、 5日間、毎日何をするでもなくただ町をブラブラして楽しめた麗江でした。
(近郊の"世界でも有数の絶景渓谷"にトレッキングできなく無念。涙。)

そうそう、近郊の白沙(バイシャー)という村で"とある人物"に会いました。
NEWS WEEKにも載った"世界で名立たる人物"だそうで面白かったです。
詳細は、後日"ひろみん日記"にて☆

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆☆  (※☆5つが最高)
世界遺産としてではなく、『中国テーマパーク』を期待してどうぞ!


2007.05.08
昆明(クンミン)、大都市です。 雲南省の北部に行くための中継地点です。
ここでは特に何をするでもなく次へ移動します。

宿の近くに"ケンタッキーフライドチキン"があったので試しに入って注文してみたら、 えらく小さな手羽先に衣がついたものが出てきました。
味は日本のそれと同じでしたが、手羽先で量が少なすぎ。
しかし値段は25元(約400円)します。(炒飯やラーメン等、5元で食べれます)
それでも結構流行っており、お客が沢山居りました。

昆明の人達のケンタッキーフライドチキンとは"手羽先"って認識なのでしょうか? 店の商品写真はモモ肉っぽいのが謎。
他の都市でも試してみよっと。


2007.05.06
中国に入りましたよ! ベトナムとの国境の町、河口(読み方不明)です。

ベトナムから徒歩で橋を渡り、中国側がよく見えた瞬間、漢字の看板だらけだったのにワクワクしました☆
町に入って思ったのが「みんな靴を履いている!」です。
同じ気候なのに橋を一本渡っただけで足元が違います。
ベトナムは皆ゾウリ。 靴が高いという話ではなく国民性の違いですね、多分。
さらば、ベトナム!もう来ないぞ!!

この町は通過するだけの予定だったのですが、なんと昆明行きのバスが夜まで全て売り切れで、ここで1泊する羽目になりました。
そういや本日は中国の大型連休の最終日、多分、戻る人達で込み合っていたのでしょう。
仕方が無いので翌日のバスを予約すると、これまた昼過ぎまで売り切れ。
出発が遅れる分、昆明に午前0時頃の到着でガックリ。

バスターミナルの近場で宿を取り、町なかをブラブラするも国境以外は特に何も無い町なので面白くもなんともありません。 しかし町を歩いていても誰も声を掛けてこないのは快適♪ このへんが東南アジアとは違います。
小さな町なので30分くらいでひと通り回り、観光終了。
となれば、もう向かう先はひとつ、そう『中華飯店』ダッ!!

中国上陸初日だし、せっかくなので少し高級そうなお店に入りました。
接客係が付くようなお店で、ひろみんは「ラーメンが食べたい」と言うも麺類はメニューに無し。(けんぽこはエビのお粥を注文)
しかし、ひろみんは諦めず、接客係に筆談し、強引に厨房まで連れて行ってもらってラーメンを懇願。
その執念たるや、見事に"鳥肉のピリ辛ラーメン"を作ってもらいました。笑
これがまたウマイこと、ウマイこと。 中華最高!中国最高!
ああ、当分はご飯が楽しみになりそうです。

そして、その夜、食べすぎで二人ともお腹を壊しました……。
中華は美味しくて、ついついムシャムシャ食べちゃうね。反省。

ああ、中華万歳!!


2007.05.05
ベトナムの北部、サパです。
中国の国境の町ラオカイからミニバスで1時間程、山を登った町です。
結構標高が高いようで、夜は上着が必要な程冷えます。
週末は近辺の少数民族達で市場が賑わうらしく、丁度タイミングが良かったので中国入国予定を変更してやってきました。
30分もあれば見て回れる程の小さな町で、市場も非常に小さく、これまたすぐに見終わる程のものでした。

少数民族と近場へのトレッキングを楽しむのがこの町の観光らしいのですが、ここに着いた昨日は生憎の大雨。
今日は雨は止んだものの地面はグチャグチャだしでトレッキングは断念し、市場に出てプラプラしました。

市場周辺には確かに少数民族が沢山集まっています。
皆、観光慣れしており、英語が堪能で、中には日本語を話す子供達も。

旅行者を見つけては「これ買え、安い」とウジャウジャと寄ってきます。 もうこうなると少数民族の格好をしているだけのしつこい物売りって感じです。
少数民族を見に来たのに、皆同じ格好をしていて同じモノを押し売りする彼女達に囲まれると「お前らウゼーッ!」って感想のみ。笑
何も買わないとヒステリックになるのもベトナム流……。

こちらの単なるエゴだけど、少数民族と聞いて素朴なイメージを抱いていた自分が甘かったベトナム最後の訪問地なのでした。


2007.05.02
オッス! おら悟空。 今日はナメック星に来たぞ。
もちろんドラゴンボールを探し出すためだ。

フリーザのヤツ、今に見ていろ!

ということで、タムコックです。
ここは丘の上のハロン湾といわれる場所だそうで、ハロン湾のような奇岩群の間に流れる川を手漕ぎボートでギコギコと往復1時間半くらい景色を楽しめる場所です。
川の途中には奇岩の下の暗い洞窟(3つあります)をくぐるイベントもあり、かなり楽しめました♪

丘の上のハロン湾というよりも、まさしくナメック星。(ドラゴンボール参照)
これまた説明するよりも見た方が分かり易いかと。
ナメック星!
↑画像をクリック
この場所、宿で知り合った方達に「ハロン湾より良い」と教えてもらいツアーで来ました。 情報に感謝!!

手漕ぎボートは風情があるし、まるでナメック星だし、ハロン湾よりタムコックの方が良かったです。
観光客もハロン湾と比べずっと少なく、結構穴場?

ドラゴンボールは見つかりませんが、悟空気分で是非!

ワクワクするぞ!!(悟空 風)


2007.05.01
またまた世界遺産。
今度は、ハロン湾 にハノイからの日帰りツアーで行ってきました。

朝7時半発⇒夜7時半戻りの12時間のツアーのうち、たった4時間のみハロン湾に滞在のツアーで、あとは移動と休憩だけのツアーでした。
船上でお昼を食べつつハロン湾をクルーズ、後半はハロン湾にある洞窟を歩いて回り、クルーズ終了の内容でした。

ハロン湾は、海に無数の奇岩が立ち並ぶ景勝地です。
説明するより、上の画像を見れば感じが分かるかと。
岩の前の小さな黒いのが船です。 奇岩、かなりデカイのです。

クルーズは景色もよく、海風も気持ちよく、大変楽しめました。
船はどれも奇岩に似合うデザインで見ても楽しめました。
ドラゴンボート? 奇岩によく似合う船です。

途中、奇岩の下にあいた穴を小さいボートに乗り換えてくぐる"別料金"のイベントがあり、ベトナム人のセコイ商売魂を堪能。
このイベント自体はそこそこ楽しいモノでしたが有料にするのがセコイ!
しかも結構な料金(といっても2$ですが)を取るのが何だかなぁ〜です。

その後、洞窟に着くも「もう時間が無いから早く回れ」と言ってきます。
別料金のイベントで散々時間を浪費しておきながら、なんという勝手なことなんだか。
ツアーには洞窟2ヶ所を回ることが含まれているので、仕方がなしに立ち寄った感じで、実際、2つめの洞窟は時間が無くて、入り口から洞窟を見て終わりとなりました。
ちなみに1つ目の洞窟内はカラフルな照明でキレイでした。 竜に似た鍾乳石があり、自然の作り出した芸術にちょっと感激。
竜に見える鍾乳石。 目に赤いライトあり。笑
私達はハロン湾が目当てで十分満喫できたので良かったのですが、洞窟がちゃんと見れずに怒っていた人もいました。
またしてもお金儲けのベトナム主義にやられたツアーなのでした。苦笑

独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆  (※☆5つが最高)
ハノイに来るなら、是非、足を伸ばして観光しては?


2007.04.30
ベトナム首都ハノイ。 バイク、バイク、車、バイク、バイク、バイクで空気は悪い&非常にウルサイ町にやってきました。
ここはベトナム人の力強さ(図々しさともいう)が凝縮された町。

この町で最初に思ったのが「道を渡れない.....」です。 信号は殆どないし、有っても皆無視するしで、いつまでも道路を渡れません。
ではベトナム人やバイクはどう道路を渡るか?
バイクや車が来てようがズンズンと割り込んで行くのが正解で、そのため交差点は大混乱。
軽い接触事故は日常茶飯事のようです。
人々は、スレスレでぶつかりそうになりつつ進んでいきます。

また、人々のサービスの悪さとボリかたが凄まじく、ウンザリしてしまいます。
例えば、店側がお釣りを間違え(ワザと?)ても悪いのはこっちです。 釣りが違うので指摘すると、こちらが責められます。

いやいや、本当にたくましい!
ハノイに来ると「ベトナム人はフランスとアメリカに勝った人達」ということが良く分かります。

あまり長居はしたくない町ですが、これぞベトナム!?

見るもの見たら中国だっ!