幸せの日本人宿"あずさや"
2007.06.29 - 07.02
フブスグル湖から帰ってきたものの、湖が大満足だったため他に観光に行く気が起きず宿でゴロンゴロン。 気が付きゃ滞在許可期限ギリギリでした。
観光しなきゃとウランバートル郊外にある"ザイサン・トルゴイ"というウランバートルが一望できる丘に行きましたが、そこには「日本軍とドイツ軍をやっつけたぜ!」的なモザイク壁画がありましたよ。
※上記画像、よく見るとロシアンとモンゴリアンが日本とドイツの旗を折って踏みつけてます。
入口にある顔のモニュメント。
濃いっ!!
戦車もあったよ。

ウランバートルでは『あずさや』という日本人宿に宿泊していたのですが、ここは本当に居心地が良くて、何ヶ月でも沈没していられる宿でした。
ハイシーズン手前で宿は混んでいなく、毎日、オーナーの野口夫妻(猫の「ねこぞう」も一緒)と楽しいおしゃべり。
ロシアン猫? 「ねこぞう」 (メス)
客には無愛想だけど、とても可愛い!!
観光よりも夫妻のお話の方がずっと面白く、話しているとあっという間に1日が過ぎていきます。
モンゴルや旅行(夫妻は現役パッカー)の事、日本経済から下世話な話まで本当に色々とお話してくれました。
お話だけでなく、常に"さり気ない"気配りで色々ともてなしてくれて、もう居心地良過ぎて、ビザ期限が無ければ数ヶ月沈没しそうでヤバイヤバイ。

オーナーの心使いは宿の運営にも出ています。
旅行者に至れり尽くせりで、大量の"漫画&書籍"、インターネット無料、珈琲・紅茶・飲料水無料。
そして白飯も無料で食べ放題。常にご飯を炊いてくれています。
台所には各種調味料が大量に用意されており、その種類は30種程もあり大概の料理は作れます。
一回の食事につき200tg(20円)で、これらを好きに使えます。
宿のみんなでカレーパーティー☆
更にスゴイのが女性ドミトリー部屋で、『マイナスイオンドライヤー』『ナノスチーム美顔器』を設置。
モンゴルはかなり乾燥しているので女性にはとてもありがたい模様。
ひろみんはこの美顔器(松下製)を非常に気に入り、「旅行に持って歩きたい!」と言い出す始末……マジですか?
これで一泊5$。 毎夜、楽しい宴会付き。

ね、観光せずともずっと居たくなるでしょ?
モンゴル観光の際は『ゲストハウス あずさや』がイチオシです。
沈没しても責任は持てませんが。

ああ、『あずさや』よ、楽しい日々をありがとう!!


大草原を独り占めー!
2007.06.22-28
ウランバートルから約800km、ロシアまでもうすぐそこの世界で二番目に透明度の高い淡水湖"フブスグル湖"(世界一は、バイカル湖@ロシア)で、大草原と遊牧民と湖と乗馬を満喫してきました。
大きな湖は、まるで海のよう。
湖畔を駆ける"ひろみん"。
宿で出会った長期旅行中の日本人ご夫婦(夫婦旅行者との出会いは今回初!)が、「フブスグル湖最高!」と絶賛されており、それなら行くぞと、ハノイ@ベトナムで出会った1人で世界一周中の女性の"さっちゃん"(北京の路上で偶然再会⇒後日ウランバートルで合流)と3人でGO!

往復の移動が結構辛かったけれど、行って大正解!!

3日間、湖周辺を乗馬三昧♪
オシリと足が痛くて大変だったけど、そんな痛さもなんのその。
他の観光客とは全然会わず、大草原と湖を1人、いや3人占めっ!!
大草原!
誰もいない大草原で乗馬三昧♪
↑画像クリックでムービー再生
遊牧民のゲルに訪問してお菓子とお茶をご馳走になったり子供と遊んだり、草原や湖畔を馬で疾走したり、湖畔でランチキャンプしたり、トナカイの放牧を見に行ったりと、イベントも盛り沢山。
大量のトナカイが放牧されてました。
馬はトナカイを非常に怖がることを知りました。
夜は湖畔のゲストハウスのゲル(すごく寒かった)に泊まり、お風呂は無いので湖(激烈冷たい)で顔や足や腕を洗う。(一週間お風呂なし生活でした)
湖畔でキャンプファイヤーを楽しみ、星が見え過ぎて星座が分からないような満天の星空を眺め、ホント、もう最高!!
湖畔でキャンプファイヤー♪
世界二番目の透明度の水は、そのまま飲んでも無問題。
ガチガチの硬水で、冷たくて美味しい!!
比べられるモノではないけれど、今回の旅行で今の所一番壮大で一番美しいと思える風景に出会えました♪
大満足で、エネルギー充填120%☆☆☆☆☆☆

また、そのうち来るぞ、フブスグル湖。
次回はテントを持って、馬で湖を一周したい。

モンゴル旅行は、フブスグル湖で決まりっ!!


臭い?いえいえ、いい匂いですよ
2007.06.16-21
モンゴルの首都ウランバートルにやってきました。
行くぜ、大草原っ!!

と思ったら、昼夜の寒暖差で"けんぽこ"が風邪をひいてしまいました。
デリケートというか軟弱なので、完治するまで宿でノンビリ・ゴロゴロ。

一週間、特に観光もせず、宿のキッチンで"日本食風"ご飯を作り、半分沈没状態でシアワセ満喫♪

それはナゼかと言うと、モンゴル料理はどれも"ヒツジ臭い"んです。
その臭さは日本の数倍、いや、10数倍!?

その凄さたるや、食べた次の日の朝に"おしっこ"がヒツジ臭い!!
これには本当にビックリです。
『モンゴル人のおしっこはヒツジの匂い』、これ間違いないかと。

本当になんでもかんでもヒツジ中心で、"牛肉と野菜の炒め物"なのに牛肉と共に『2cm角くらいのヒツジの脂身』を大量に入れていやがる。
もうね、台無しですよ、その脂身が意味不明。(怒)

ポークソーセージを買っても、羊脂を混ぜているので『ヒツジ風味』。
偽装じゃん、偽装っ!

そして最悪だったのがヒツジ味のアイスクリーム。
ああ、とてもマズイよ、ありがとう。
原材料のミルクが"ヒツジ乳"?
なんでこんな味なのか謎です、謎。
偽装例 その2:
袋の絵と中身、ちょっと違うんじゃないのっ!
このアイスは美味しかったです。

モンゴル人に「世界で一番美味しいモノなーんだ?」と問えば、「ヒツジ!」と即答することでしょう。

モンゴル人には"激ウマ風味"も、日本食LOVEの私達には、どれも"激マズ風味"なのでした。
凄いパッケージのジュース。
オヤジ汁 100%??
そこそこマズイ。
こちらは牛乳パッケージ。
熟女ミルク?
濃厚な舌触りは熟女ならでは。
なかなか濃いぞ、モンゴル人!!

そうそう、『ジンギスカン』って料理はモンゴルには存在しないこと判明!
この歳になるまで知りませんでしたが常識ですか?