新年のご挨拶 |
やってきました2008年!
旅行の日々で、ずっと遊んでいるようなものだけれど、楽しいこともあれば辛いことも盛り沢山。 世界中の人達と、笑って、怒って、喜んで、泣いて、騙して、騙されて、仲良くなって、喧嘩して、今年はどんな一年になるのやら。 引き続き、風の吹くまま、気の向くままに世界の大地を2人で仲良く渡り歩きたいと思います。 きっと『素晴らしい経験』の数々がそこに待っているはず。 誰にとっても素晴らしい一年となりますよう、そして誰もが、いつも笑っていられるような世界になりますように! 今年も宜しくお願いします。 |
スフィンクスの好物は? | ||||||||||||||||||||||
2007.12.23-25
エジプトといえばピラミッド! てことでエジプトの首都カイロです。 カイロは見所盛り沢山で、アレコレ観るとかなりの時間が掛かりそう。 ここにはまた戻ってくるので、今回はカイロの町と考古学博物館、そしてピラミッド観光という極めてシンプルな観光をしました。 ●学生割引で安く観光しよう! エジプトでは観光名所や電車に学生割引が適用され、ほぼ半額という大幅な割引きをしてもらえます。 ここはひとつ学生の振りをして、というか学生証を作って学割をGETだぜ! ってことで偽物でも何でもいいから、何かないかと情報収集。 すると、エジプトではアジアで作るような偽物ではなく『本物の学生証』(ラメ印刷が浮いて見える)が正規の機関で作れるというではないですか。 後々のヨーロッパも考え「本物の学生証が是非欲しい!」と意気込むも、宿の滞在者曰く「最近は審査が厳しくなったようで、直ぐ却下される」との事。 つい先日2回申請して2回とも却下された彼に詳しく話を聞くと「大学の偽レターを作り、判子まで偽造し、かなり手の込んだ事をしたにも関らず却下された」との事で、私達と同じように『学生証が欲しい"学生でない日本人貧乏旅行者"』が大量に押し寄せた為、かなり審査が厳しくなったようです。 むむむむ、困った……ということで、"日本の運転免許証"を見せてどうなるかの実験をしてみました。 まずは考古学博物館(ツタンカーメンのマスクがある所です)。 表裏を何度も見たものの入場料を半額にしてくれました。 次にピラミッドで実験しましたが、こちらはさらりと見ただけで学割適用です。 タマタマ通用しただけかも分かりませんが、運転免許証を持っている方で節約派な方はお試しあれ。 エジプト全土で "運転免許証"を"学生証"代わりにできるかも? ●それは大きいピラミッド ピラミッドへはカイロからバスに乗っていきました。 40分くらいでピラミッドの町ギザに到着。 バスの車窓には、ホコリで霞む空にぼんやりと浮かぶピラミッドが出現。 まずはクフ王のピラミッドへ。 ここからは写真で紹介。
●クリスマスにはケンタッキーでしょ ということで、スフィンクスの正面にある"ケンタッキーフライドチキン"でお食事です。 スフィンクスの目線はお店に釘付けで『スフィンクスの好物はフライドチキン?』って感じ。 ピザ・ハットも一緒になっていて西洋人観光客で賑わってましたが、ラッキーな事に一番眺めがいい席が空いたのでそこに陣取り、スフィンクスとピラミッドを眺めつつのメリー・クリスマス。 ここから見るピラミッド景色もナカナカGood! イスラム圏だし、どこも全然クリスマス気分は無いけれど、非常に思い出深いクリスマスとなりました♪
独断と偏見による世界遺産評価: ☆☆☆☆☆ (※☆5つが最高) = ギザからダシュフールにかけてのピラミッド地帯 = 文句なし星5つ! 町のすぐ横に突如現れるピラミッドは周りの風景に溶け込まず不思議な感じですが、砂漠にそびえるピラミッドの何という存在感。 よくもまぁこれだけ巨大なモノを作ったものです。 現代の技術を用いても難しいことを古代の人間達が成し遂げている事実に感動。 ピラミッドの中が異様にカビ臭いのだけ、なんとかしてください!!
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寒いよ寒い、エジプト入国 | ||||||||||||||
2007.12.21-22
アラブ首長国連邦(UAE)から飛行機でビュン!と4時間、古代文明の宝庫、エジプトにやってきました。 格安航空のAir Arabiaが到着するのは"首都カイロ"ではなく、地中海沿岸の町アレクサンドリアです。 紀元前、古代最大の規模を誇った"アレクサンドリア図書館"があった場所として有名な町です。 エジプトはさぞかし暑いだろうと思っていたけれど、UAEのシャルジャ空港でアレクサンドリア行きの人達は何故か皆が厚着。 「あれれれ?アレキサンドリアは寒い?」と、並んでいた完全防寒のエジプト人に尋ねてみると「君の格好(素足にサンダル)でも大丈夫」というので『エジプト人は寒さに弱いんだろう』と勝手に解釈。 ●アレキサンドリア空港到着 飛行機の外に出てみると寒い寒い。 皆、防寒着を着つつもブルブル震えています。 私達の「エジプトは年中暑い」というのは全くの勘違いでした。 Tシャツにパーカー、足元はサンダルで到着した、なんともマヌケな私達。 暑いインドから来た&深夜到着だったしで、寒さもますます倍増です。 『アレキサンドリア空港は24時間営業』とネット上に情報があったので、それを信じて深夜到着便を選んでいたのですが、なんとその日の便が終了次第、空港を閉めるようで深夜3時過ぎに「外に出ろ」と空港を追い出されてしまいました。 入国審査と両替所以外で全然英語が通じないし、なんという国際空港だこと……涙。 幸い、到着出口の隣に休憩所があり、そこでブルブル震えながらコーヒーと紅茶をすすり一夜を過ごした私達なのでした。 この休憩所が無かったらどうなっていたのやら……深夜のアレクサンドリア着は要注意!!
●警察すら信じられない? 町の情報を持っていなかったので、朝になってから宿探しを開始。 まずは市内へ向かうことに。 まだ空港の観光案内所も閉まっていて地図も入手できずで私達は市内までの距離が全く分からない。 周りのエジプト人に話しかけるも言葉が通ず、タクシーの客引きも信用できないし……むむむ。 市内へのバスは無いようで、たまたま駐車場に現れた英語が片言話せる警官に「市内までタクシーでいくらか?」と尋ねました。 すると周りに集まってきたタクシーの運転手に現地語でなにやら話しをして、25エジプトポンド(LE)で可能との事。「25LEじゃ行かない」と言う運転手もいたし、初めの客引きは「47LE」などとも言っていたし(この半端な値段も意味不明)、まだ物価の分からない私達は警官が言うんだし、そんなものなのかなと承諾。 空港から出ると、ヨーロッパ調な町並みが目に飛び込んできました。 「地中海沿岸の町だけあるねー」と2人して町の景色に大喜び。 車窓を楽しんでいたら、あっという間に市内まで到着しました。
「空港から市内まで遠い」って全然近いじゃん! どう考えても25LEは取りすぎです。 その後、宿を見つけ、そこのスタッフに聞いたところ「25LEは高過ぎる。空港からは10〜15LE。空港の敷地から出てバスやタクシーを捕まえて移動するのが一番の方法」との事でした。 むむむむぅ。 しかし、警察官も一緒になって騙してくるとは、エジプトも油断できません。 その数日後、出会った"現地駐在の日本人"から『エジプト人の99%が悪人。絶対に誰も信用してはダメ!』と聞かされるのでした……。 あぁ、エジプトの皆さん、面倒なことだけは勘弁してくださいよー!
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寒いよ寒い、エジプト入国 | ||||||||||||||
2007.12.21-22
アラブ首長国連邦(UAE)から飛行機でビュン!と4時間、古代文明の宝庫、エジプトにやってきました。 格安航空のAir Arabiaが到着するのは"首都カイロ"ではなく、地中海沿岸の町アレクサンドリアです。 紀元前、古代最大の規模を誇った"アレクサンドリア図書館"があった場所として有名な町です。 エジプトはさぞかし暑いだろうと思っていたけれど、UAEのシャルジャ空港でアレクサンドリア行きの人達は何故か皆が厚着。 「あれれれ?アレキサンドリアは寒い?」と、並んでいた完全防寒のエジプト人に尋ねてみると「君の格好(素足にサンダル)でも大丈夫」というので『エジプト人は寒さに弱いんだろう』と勝手に解釈。 ●アレキサンドリア空港到着 飛行機の外に出てみると寒い寒い。 皆、防寒着を着つつもブルブル震えています。 私達の「エジプトは年中暑い」というのは全くの勘違いでした。 Tシャツにパーカー、足元はサンダルで到着した、なんともマヌケな私達。 暑いインドから来た&深夜到着だったしで、寒さもますます倍増です。 『アレキサンドリア空港は24時間営業』とネット上に情報があったので、それを信じて深夜到着便を選んでいたのですが、なんとその日の便が終了次第、空港を閉めるようで深夜3時過ぎに「外に出ろ」と空港を追い出されてしまいました。 入国審査と両替所以外で全然英語が通じないし、なんという国際空港だこと……涙。 幸い、到着出口の隣に休憩所があり、そこでブルブル震えながらコーヒーと紅茶をすすり一夜を過ごした私達なのでした。 この休憩所が無かったらどうなっていたのやら……深夜のアレクサンドリア着は要注意!!
●警察すら信じられない? 町の情報を持っていなかったので、朝になってから宿探しを開始。 まずは市内へ向かうことに。 まだ空港の観光案内所も閉まっていて地図も入手できずで私達は市内までの距離が全く分からない。 周りのエジプト人に話しかけるも言葉が通ず、タクシーの客引きも信用できないし……むむむ。 市内へのバスは無いようで、たまたま駐車場に現れた英語が片言話せる警官に「市内までタクシーでいくらか?」と尋ねました。 すると周りに集まってきたタクシーの運転手に現地語でなにやら話しをして、25エジプトポンド(LE)で可能との事。「25LEじゃ行かない」と言う運転手もいたし、初めの客引きは「47LE」などとも言っていたし(この半端な値段も意味不明)、まだ物価の分からない私達は警官が言うんだし、そんなものなのかなと承諾。 空港から出ると、ヨーロッパ調な町並みが目に飛び込んできました。 「地中海沿岸の町だけあるねー」と2人して町の景色に大喜び。 車窓を楽しんでいたら、あっという間に市内まで到着しました。
「空港から市内まで遠い」って全然近いじゃん! どう考えても25LEは取りすぎです。 その後、宿を見つけ、そこのスタッフに聞いたところ「25LEは高過ぎる。空港からは10〜15LE。空港の敷地から出てバスやタクシーを捕まえて移動するのが一番の方法」との事でした。 むむむむぅ。 しかし、警察官も一緒になって騙してくるとは、エジプトも油断できません。 その数日後、出会った"現地駐在の日本人"から『エジプト人の99%が悪人。絶対に誰も信用してはダメ!』と聞かされるのでした……。 あぁ、エジプトの皆さん、面倒なことだけは勘弁してくださいよー!
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砂漠の中は建築中の建物だらけで、この画像は全て建設中のビル群 |
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中東の香港、ドバイで買い物三昧!? | ||||||||||||||
2007.12.19-20
アラビア半島の最大の商業都市ドバイ!! 「やっとインドから脱出だー!」と喜んだのも束の間、飛行機は私達以外はほぼ全員インド人で機内はインド臭(玉ネギの様な変な臭い。命名けんぽこ)が漂う状態。 インドからの出発だし仕方ないよね……。 ともあれ、"Airline of the Year"等、数々の賞を受賞している世界一の空港『ドバイ国際空港』へGO! 憧れの世界一の空港だっ!と思うものの、格安航空Air Arabiaは"ドバイ空港"ではなく近郊"の『シャルジャ(Sharjah)空港』利用でした……ちぇっ。 荷物を受け取り、空港の情報案内所へ行くも、まだ夕方前だと言うのに誰もおらずで、あれれれれ? 『空港の案内所で聞けば大体分かるでしょ!』と当てにしていたのでいきなりピンチです。 幸い、シャルジャの地図が置いてあったので、それだけ入手。 とりあえず出口手前の携帯レンタル屋のスタッフに声を掛けた所、この方が非常に親切な方で、安宿エリア、バス、料金、お勧めの観光、その他諸々を教えてくれました。 救世主登場に大感謝!! ※出発口ビルに案内所があったので、この後に行きましたが、ドバイの地図を聞けば「ドバイに行って貰え」、移動を聞けば「タクシー使え」、安宿聞けば「知らない」との返答で全く案内になりませんでした。 一通り情報入手したし「ドバイ観光だ!」と空港の外に出たら、なんと、なんと、視界に入るのは全てインド人っ!!! 予想外の空港出口風景に驚愕。 『え?ここどこですか?間違ってインドに戻ってきましたか?』 その後、町へ移動してもそれは変わることなく、どこを見てもインド人、インド人、インド人、インド人!! ご飯を食べにレストランに入れば "インド食メニュー"……。 そうなのです、ドバイは"インド人の出稼ぎ"が非常に多いのです。 私達の泊まった地区は安宿(といっても高額)が多いので、どこもインド人だらけで、ひょえー! 町の風景は全く違うけど、『インドを出たのに、インドに来ちゃった!?』 ●安宿を探せ! Mr.救世主の情報を元に、空港18:30発の"Sharjah Transport社"のバスに乗り、終点の『ローラ広場(Rolla Square)』のすぐ近くで宿を探しました。 安宿といえども、さすがはドバイ、Wルームで最低でも5000円程は掛かるようで、インドで500円程の宿に泊まっていたので実に10倍! 飛行機で飛んできたとはいえ、この物価の差にドキドキです。 シャルジャ地区には"ユースホステル(安い)"があったのですが、事前にeメールで確認したら『その日は違う宿に泊まって』との返事でした。 ネットで検索しても他の安宿は全く見つからずで、「こりゃ宿探しに苦労しそうだ」と思っていましたが、救世主情報のお陰ですぐにいくつも安宿が見つかりました。 しかし、イスラムの祝日(犠牲祭)と重なり値段アップ中! 普段はもっと安いようなのですが、どこも最低200AED(≒6600円)からです。 この時期は何もせずとも客が来るようで、どこも値引き交渉には一切応じてくれず、泣く泣く200AEDで宿泊決定。 "安宿"なのに1泊6600円。 もちろん、この旅行の現時点での最高額。 ヨーロッパじゃないのにこの物価、涙が出てきます。 ああ、あんなに嫌いなインドが良く思えちゃう! 安宿と言っても部屋はコンドミニアム形式で結構広くて台所まであるタイプ。 ドバイではこれが当たり前のようで、1番安い部屋でもどこもこのスタイル。 夜寝るだけなのにこんな贅沢な部屋はいらないよぅ……。
●ドバイ観光にGO! 翌朝10時過ぎにチェックアウトして、ドバイ観光に出かけました。 バススタンドに行くと、シャルジャ地区からドバイへ行くバスには"ほぼインド人"の長蛇の列。 最後尾からはバスに乗るまでに数十分は掛かりそうです。 「炎天下の中、これに並ぶのか! この忌々しいインド人どもめ!」とガックリしていた所、親切なUAE人が「女性優先だから君らは先頭に割り込めるよ」と教えてくれたので先頭に行ってみると、ホントに直ぐにバスに乗れました♪ 並んでいるインド人は嫌がって割り込みさせないようにするものの、バス運転手(UAE人)がインド人を制して乗せてくれます。 「ああ、インドとは人が違うねー♪ 運転手さん、素敵!」 しかし男1人or男のみで旅行に来ていたらと思うとゾッとします。 バスに乗る為だけに長時間並ぶ羽目になるかもなので要注意!!
ドバイ観光、いろいろと回るところを考えていたものの、祝日も重なってか大渋滞。 ビーチ往復の時間が掛かり過ぎて、結局3箇所回れただけでした。 ※ビーチ&ホテルには早朝に行くべきでした。 1.超豪華ホテルとビーチ 2.アブラ(水上タクシー) 3.ゴールド・スークで宝石店をウィンドウショッピング おまけ: どこに行ってもインド人だらけ ドバイならではの高級ショッピングモールには行けずガッカリ。 それでも十分楽しめたけれど、祝日と重なりどこも混雑しすぎていて、訪問タイミングが悪かったドバイなのでした。
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