ムンナー紅茶って知ってるかい?
2007.12.15-16
コヴァーラム・ビーチを早々に退散して、やってきましたムンナー。
ここは『世界で一番高い場所にある茶畑』がある町。
ダージリンティーならぬ、ムンナーティーの産地です。
"ムンナーティー"って、ここに来て初めて聞いたけどね。
※味は飲まなかった(どこでも飲めなかった)ので不明。

当日コヴァーラムからコーチン(エルナクラム)に移動後、駅前で移動方法を聞きムンナー行きがあるというバススタンドに向かうも、既にバスは終了しており、コーチン(エルナクラム)に1泊することに。
既に辺りは暗く、食事をしてこの日は終了。
エルナクラム/インド
宿泊 1: Y.M.C.A International Hotel(場所:KSRTCバススタンドから300m程) W:440Rs. TV、トイレ・水シャワー付き
★★★★★★☆☆☆☆ 60点  値段高い割りに部屋はイマイチ。 バススタンド周辺の宿がどこも満室でやむなく宿泊。※12/15に宿泊
宿泊 2: SOUTH TOWER LODGE(場所:エルナクラム・ジャンクション駅からまっすぐ300m程。Hotel ADAMの正面の路地を入った所) W:250Rs. トイレ・水シャワー付き
★★★★☆☆☆☆☆☆ 40点  部屋は汚く、蚊だらけ。 エルナクラムはどこも高いので、早朝移動でない限りはフォートコーチンまで移動した方がBEST。※ムンナーの後、12/17に宿泊
宿泊 3: NOOR PLAZA LODGE(場所:アンガマリ(Angamali)駅からリキシャで空港と逆方向に1Km程の町の大きい交差点の手前左側) S:275Rs. トイレ・ホットシャワー付き
※この宿は"エルナクラム"ではなく、コーチン空港の近くの"Angamali"付近。 
★★★★★★★☆☆☆ 70点   周辺に安宿が無く無理を言ってシングルに泊めて貰いました。 部屋はキレイでGood。※12/18に宿泊
※Angamali駅周辺には安宿が一切ありませんでした。リキシャで1km以上離れた町に移動(15Rs.)する(この町から空港まで5Km程ですが、リキシャで60Rs.取られます。交渉不可でした。)ことになります。 空港近くで宿泊したい場合は"Angamali"よりも1つコーチン寄りの大きな町"Alva"駅を利用した方がまだマシだと思います。
物価: ネット(高速) 30Rs./1h(エルナクラム)
お勧め: エルナクラム・ジャンクション駅周辺には特にこれといったスポットは無い。

翌朝6時のバスに乗りムンナーへ。
2時間半程乗った辺りから山に登り始め、延々とカーブの連続でバスは左右に揺れまくりなので車酔いする私達には結構ツライ……。
そして山を登ること1時間、辺りの景色が茶畑一色に。
標高も高くてかなり肌寒いけれど、茶畑は新緑でとてもキレイ!
車酔いは予想外だったけれど、すごく良い場所な予感!!



茶畑、茶畑、茶畑!

●滝を目指せ! 紅茶畑トレッキング
宿に荷物を置き、早速ツーリスト・インフォメーション・センターで情報収集。
『世界一高い場所にある茶畑』は町からかなり遠いようで、時間が無いため断念し、センターのスタッフがオススメの『紅茶畑トレッキング』をすることに。

標高が高く空気が薄いのか、ビーチでノンビリし過ぎたのか、3時間半程度のトレッキングなのにかなりの疲労。
しかし、山一面の茶畑は期待以上の好風景。
途中道に迷って、茶畑の中を進んだりと楽しいトレッキングとなりました。
昼間も半袖だと寒い気候の中、新芽が萌える。
夜はかなり寒く長袖が必要な程なのに、紅茶の葉っぱは元気です。
トレッキング中の風景。
遥か先の山の中腹まで茶畑が続いてます。
新緑の茶畑は絶景でした。
時間に余裕があれば、もう2,3日は滞在したかった。
"地球の歩き方"には、一切紹介されていない(地図上にもない)けれど、すごくオススメの場所なのでした。
ムンナーに来て大正解!!

色々あったインドだけれど、最後に良い観光が出来ました♪

これにてインド観光は終了!
ムンナー/インド
宿泊: ARAFA TOURIST HOME(場所:バス終点近くの野菜市場の奥) W:300Rs. TV、トイレ・ホットシャワー付き
★★★★★★★★☆☆ 80点  バススタンド周辺でこの価格でキレイな宿はココだけ。 ガス湯沸し器付きでいつでもお湯が出るし、寒い夜も暖かく寝れました。
物価: ネット(高速) 40Rs./1h ※日本語OKのPCはどこもなし。
お勧め: 茶畑ハイキング。 山の斜面一面茶畑の景色は絶景。 空気も薄いがウマい!


インドで一番美しいビーチ!
2007.12.13-14
インドで一番美しいビーチと言われるコヴァーラム・ビーチ♪

と喜んだのも束の間、ハイシーズンで宿はどこも値上げ……ああ、到着早々いきなりパンチです。
小さなビーチ沿いをあれこれと探すこと1時間以上、ビーチの奥の集落の中にひっそり佇む宿発見。

外見キレイ、庭にはハンモックとブランコ、人懐っこい犬、部屋も広くてキレイなのに値段もさほど高くなく(250ルピー(750円))、そして驚くべきことに、何と冷蔵庫がっ!
インド入国から3ヶ月、初めて冷蔵庫がある安宿との遭遇です。
高い宿に打ちのめされつつ、苦労して探した甲斐がありました♪

「ここに滞在して、最後のインドとビーチを満喫だー!」
これがその宿。
右の部屋に泊まりました。
部屋に冷蔵庫があってビックリ。(笑)
分かりにくい場所にある超穴場の宿でした。
人懐っこい犬 "ビンディ"
私達には吠えないのに、インド人には吠えまくり。
ああ、なんて賢くて、可愛い犬なんだ!

●インドで一番美しいビーチとは何ぞや!?
宿に荷物を置き、早速ビーチにGO!
まずはビーチ沿いのレストランで昼食。
メニューを見ると値段高っ!
『うむ、さすがはインドで一番美しいビーチだ、仕方あるまい。』

昼食を終え、ビーチを歩くと「日本人!安い、見るだけ」の物売りの掛け声ばかりで結構ウザい。
試しに果物売りのおばちゃんに値段を聞けば、最高の笑顔をしつつ凄い金額を言ってくる。
『むむむ、さすがはインドで一番美しいビーチだ、仕方あるまい……。』

海を眺めれば、西洋人のキレイな娘達が露出しまくりの水着で日光浴!!
「これだよ、これ!」というのは、けんぽこの妄想で、実際はご年配のカップルばかり。
どうやら若者はゴアやバルカラビーチに行くようで、ここは静かなビーチを楽しみたい中高年西洋人の集う場所……しかも砂浜は非常に狭く、黒い砂で半分真っ黒。
『むむむむ? さすがはインドで一番美しいビーチだ、他とは違う……』
曇り空のビーチ:
幅5mくらいの砂浜の狭さがよく分かる?
って、ちがーーーーーうっ! ビーチが美しくないのは大問題!!!

曇りはよしとして、狭くて半分黒いビーチ、沢山の物売りインド人!
ノンビリした感じだけれども、一番美しいと言われたのは昔の栄光?

現地のビーチボーイも「バルカラ行ったか?あそこは最高だ!」と言う始末で……ああ、インド最後をここでノンビリしようと思っていたのにハマった!
バルカラビーチが良過ぎたので過度の期待をしてました。

『インドで一番美しいって、言い過ぎじゃない?』

ということで、良い部屋を見つけたのに残念だけれど、急遽2泊で退散!!

以前コーチンの本屋で見た"南インドの写真集"にあった「ムンナー」なる場所に行くことにしました。
そこは、『世界で一番高い場所にある茶畑』がある町らしい。
コーチンから近そうだし、今から向かうにはちょうど良い。
「ダージリンに行かなかったし茶畑見よう!」と即決定。

しかし写真集を見ただけで他に情報はなし……きっと良い場所と期待して、いや、過度の期待はせずにムンナーにGO!
次こそ、インド最後の観光だ!!

はてさて。
いつもの逆立ちとジャンプ
コヴァーラム・ビーチ/インド
宿泊: Sowparnika NIVAS(場所:Hotel Silver Starのビーチ側の奥、草むらを抜けた所) W:250Rs. TV、冷蔵庫、トイレ・水シャワー付き
★★★★★★★★☆☆ 80点  庭には人懐っこい可愛い犬とハンモックとブランコ、キレイな部屋には冷蔵庫とTV、ビーチじゃなくてもボーっと出来ます。場所が分かりにくいし絶対穴場。 超オススメ!
物価: トイレットペーパー 30Rs.(何故か南インドの他所より安い)、赤バナナ1本 5Rs.、ネット(高速) 30Rs./1h
お勧め: ビーチでノンビリするよりも、レストランでノンビリの方が物売りも来なくていいかも。


インド最南端!
2007.12.11-12
幸せのバルカラ・ビーチを後にして、トリバンドラムへ。
しかしタイミングが悪いことに、7日から14日まで"第12回 国際映画フェスティバル in ケララ"なる催しが開催されており、トリバンドラム駅周辺の比較的キレイな安宿はどこもインドと海外の映画関係者で混み混みで満室。
そのために宿探しに1時間半程掛かりました……むぅ。

この映画フェスティバルに日本から北野武の"Glory of Film Maker"(2007年作)なる映画が参加していたので「これは会場に潜入だ!」と思ったものの既に上映が終わっておりガッカリ。涙。
タケシ監督のどんな映画かも分かりませんが、久しぶりの日本映画だったし観たかった!! もう1日早く到着していたら観れたかも?うーん、残念。

その他にも各国から色んな映画が参加していたし、意外と有名な映画フェスティバルだったり?
この映画フェスティバルのお陰で宿探しが大変でした。
午後は市内観光へGO! と言っても、特に観るものもなかったので美術館と博物館に行ってこの日は終了。
博物館の周りも椰子の木。
博物館、美術館共にショボかった……

●インド最南端!
翌日12日にインド最南端の"コモリン岬"(カニャクマリ)へ日帰り観光へ行きました。

地図上の話ですが、インドの最南端と言うことはベンガル湾、インド洋、そしてアラビア海とが交わる場所ということです。
3つの海が交わるといっても、当然その辺の海となんら変わりは無いのですが、なんとなく嬉しい。

最南端までやってきたものの、空は終日曇り空で太陽もドンヨリ。
岬周辺をブラブラ歩き、結局夕日は見ないでインド最南端観光は終了です。
コモリン岬まできて朝日や夕日を見ないで帰るのもどうかと思いますが、私達としては"インド最南端到達"で十分満足♪

最南端の東側にあるヒンドゥの記念堂と彫像。
これとは関係ないけれど、ガンジーの遺灰の一部が
コモリン岬から海へ流されたらしく、
岬のそばにガンジーの記念堂がありました。
これがコモリン岬だっ!
って何もないです。
中央の大きな岩が多分"インド最南端"の陸地。
コモリン岬はヒンドゥ教の聖地でもあり、
"黒い服"を着た巡礼者がいっぱい。
皆、巡礼よりも"土産物の物色"に夢中。(笑)
5ルピーと20ルピー均一ショップが大人気!
もうこれでインド観光はOK!
って、サイババに会いに行かなかった事が少しだけ心残りだけど……

後は"インドで一番美しい"と言われるコヴァーラム・ビーチでノンビリだっ!
トリバンドラム/インド
宿泊: Sajin Guest House(場所:駅正面のバススタンドの東の道を直進300m程、Hotel Horizonの道挟んだ正面奥) W:250Rs. トイレ・水シャワー付き
★★★★★☆☆☆☆☆ 50点  蚊が多いのに網戸も蚊帳もなく、虫除けが大変でした。
物価: 殆どの店が価格表示をしており、そこそこ安い。
お勧め: 特になし


思わず沈没、素敵なビーチ!
2007.11.29-12.10
南インドはバルカラ・ビーチで沈没!

アムリタプリを教えてくれたフランスの方がコヴァーラム・ビーチ(インドで一番美しいと言われるビーチリゾート)よりもバルカラ・ビーチをオススメしていたのでやって来ました。
想像以上に居心地が良く、予想外の12日間の滞在となりました。

●バルカラへの道
アムリタプリからコーラムにはすぐ着いたもののバルカラへの移動情報が無く、インド人に聞いた所「バス」とのことでバスで移動しましたが失敗。
※電車の方が本数も多く、35分で到着なので「電車」が正解。
インドで道を尋ねるとほぼ間違って教えられるのが分かっていても、インド人以外に道を聞けない悲しさよ……。

バススタンドで1時間程待って「バルカラに行く」というバスに乗るも、途中のどこだか分からないバススタンドで降ろされて乗換え。
幸い、バスの車掌が指示してくれたので何も問題は無かったですが、車内は混んでいたため、ずっと立ちっぱなし。
そしてコーラムから2時間掛かってバルカラの電車駅前に到着しました。
そこからまた別のローカルバスに乗換えてビーチ近くの交差点で下車。
更に10分程歩くとやっとバルカラ・ビーチに到着です。

ビーチ周辺とビーチ沿岸にはいくつも安宿がありましたが、ハイシーズンでどこも料金2倍で金額と部屋とのバランスが取れません。
1時間程探し歩き、値段・環境共に良しの宿に決定。
左:宿の看板。
この看板前の小道を入ります。 毎日、ヨガ教室も開催中。
右:12日間お世話になった宿。
私達が宿泊したのは更に奥側で、庭が広くて極楽でした!
この宿がまた居心地良く、またバルカラ・ビーチが本当に良い所で、本読んだり、絵を描いたり、最近更新の止まってた"コイタイビ。"ページを作ったり、ビーチに行ったりと気が向くままにノンビリ活動。
当然ビーチしかなく他に観光することもないので完全に沈没状態です。

上:崖沿いにお店や宿が並んでいます。
下:ビーチは崖の下にあります。
ビーチエリアはチベタンも沢山住んでいるし、現地のインド人よりも観光客の西洋人の方が圧倒的に多く、また日本人は殆ど来ない(日本のガイドブックには乗っていないので来ないらしい)のでインド人も日本人の扱いに不慣れでGood。
インドで久しぶりのノンストレス生活満喫で極楽極楽♪

なぜこんなに素敵な場所が日本のガイドブックに乗らないのか謎ですが、ロンプラ(Lonely Planet:欧米のガイドブック)では大絶賛のようですし、皆が日本人慣れしていない今のうちが穴場!?
電車で簡単にこれるので、南インドにくるならバルカラ・ビーチも是非!

●日本人よバルカラを目指せ!
バルカラの海では漁業が盛んで、夕方になるとどのレストランも店の正面に取れたてのまぐろ、はまち、かつお、タイ、スズキ、ボラ、エビ、イカ、その他謎の魚(どれも大きい!)を並べて客引き合戦!!

こんな感じで並べて呼び込みしてます。
どれも新鮮ですが、たまに前日の売れ残りがあるので鮮度を要チェック!
シュモクザメ(トンカチ頭サメ)も並んでいました。
顔が怖い……。
魚を選び、値段交渉して、調理方法を注文して席に着きます。
採れたての魚が沢山あるのでこれはもう刺身でしょ!
ってことで醤油(マズイ)とショウガを細かく刻んでもらい(ワサビの代わり)、刺身とビールで乾杯! レモンと塩を振りかけるだけでもスゴク美味しい!!
インド人は魚を生で食べることを気持ち悪がりますが、こんなに新鮮なのに刺身にしないでどうするよ。

毎晩、新鮮な魚を生&各種バべキューで食べて シ・ア・ワ・セ♪

魚も沢山、調理方法も豊富。
毎晩、魚三昧で極楽!
チベタン料理もあるし、カレーを全く食べずに生活しました♪
100〜150ルピー(300〜450円 ※要交渉)も出せば、
2人でもお腹いっぱいな程大きい魚にありつけます。
カレーでやせ細った体に、魚で栄養つけて日々ノンビリ、ゴロゴロ。
こんな極楽を知ってしまうと、もう他のインド観光をする気になれず……気が付けば10日以上も過ぎていました。

ノンストレスと魚を満喫し、インドでの旅疲れもしっかりリフレッシュできた素晴らしいビーチなのでした。
アラビア海に沈む夕日と万歳をするけんぽこ。
バルカラ・ビーチ最高!!
バルカラ・ビーチ/インド
宿泊: Keratheeram Beach Resort(場所:バルカラ・ビーチの崖沿いの道の中心辺り。宿の看板の前の小道を入った所) W:250Rs. トイレ・水シャワー付き(タオル、トイレットペーパー、石鹸付き)
★★★★★★★★☆☆ 80点  部屋は清潔で快適。海岸から少し奥に入った宿なので静か。 夜は波の音に包まれて就寝です。 外は蚊が多いのが難点(窓には網戸あり)ですが、どこでも同じ。 ヨガ教室もあります。 沈没すること間違いなし!
物価: ネット(高速) 40Rs./1h。 水とお菓子以外は何でも高く、他地域より2倍以上するものもあり(トイレットペーパー、日焼け止めなど)。 おみやげ物は3倍以上の値段。 ここでの買い物は避けるが吉。レストランの魚はしっかりと値段交渉すること。100Rs.も出せば食べきれない程大きな魚が食べられます。交渉しないと2〜300Rs.します。
お勧め: 1. 夕方のビーチで波乗り遊び。 2. 夜のレストランでお魚三昧。