地球の裏側に「古き良き日本」がありました。
僕らの夏休み・2009
2009.1.17 【イグアス居住区 / パラグアイ】 
年末年始をアルゼンチンのブエノス・アイレスで過ごした10日間。
年末の南極クルーズのあとのバックパッカー生活に戻った現実がイヤ(笑)でダラダラしていたのですが、カウントダウンは宿の皆で乾杯し、元旦には、宿泊していた"上野山荘 別館"のオーナー宅で焼肉パーティーが開催され、次の日には南アフリカとスペインで一緒に遊んだゆにぷろ夫婦と3度目の合流。
3日には、ラッキーな事にパリ・ダカールラリーの出発式の様子を目の前で観ることができ(西アフリカの情勢悪化のため今年は南米で行われる)、日帰りで出かけたウルグアイでは丸い虹とご対面。(詳細は"ひろみんブログ"を参照してください


上:年末の集合写真と年始の焼肉パーティ
下:ダカールラリー出発式、丸い虹
とこんな感じで年始早々に良い事ばかりで、素晴らしい年明けに感謝!

そんでもって、ブエノス・アイレスの後は、イグアスの滝へ。
世界3大瀑布のイグアスの滝を朝から晩まで満喫し、夜にはタイミングよく満月ツアーにも参加できました。


上:イグアスの滝
下:満月のイグアス:悪魔の喉笛
そしてパラグアイ入国。
パラグアイは日本からの移民の方達が苦労の末に大成功を収め、いくつかの日本人居住地を形成しています。
その中の1つ「イグアス居住区」にやってきました。
一軒家を安宿として旅行者に提供している「ペンション園田」さんにお世話になってます。

この国の他の移住区も同じと思いますが、イグアス居住区は"昭和中期"から時が止まったかのような場所でして、赤土の舗装されていない道には鶏が歩き、現地の人々(主に日系の方)とすれ違えば、ニッコリと「こんにちは」との声。

真夏の焼きつける太陽、虫の声と風の音、遠くに走る車のエンジン音、草の匂い、夕立、スイカ、卓球、近所で川釣り、、、、ゆるりとしたこの感覚、間違いなく日本の田舎にいる感じ。
無いのは"朝のラジオ体操"だけですね、きっと。

そして、ここの居住区には"居酒屋"や "農協"があるんです。
居酒屋はまだ行ってないので分かりませんが、農協には、調味料からお菓子に至るまで数多くの日本食、自家製のお味噌や納豆、生で食べれる卵(サルモネラフリー)、お饅頭やモチ米まで揃ってます。

ということで、いつものように食いしん坊の私達は大はしゃぎして、いろいろ買っては食べまくり、観光そっちのけで居住区での滞在(というか食ばかり)を満喫中。


上:お豆腐屋さんとお豆腐、栗拾いして栗赤飯
下:モチ米焚いてビール瓶でお餅つき with タビゴコローズ

うーん、日本の夏、金鳥の夏、パラグアイの夏。
2009年の僕らの夏休み、地球の裏側で思いっきり"日本"を堪能してます。
さて、今日はカブトムシでも探しに行きますか。

デデーン!と大きな鳥居もありました。
ちょっぴり遅い初詣!?
しばし夏休みを楽しんだあと、雨季のウユニ湖を目指します。
雨で道路状況が悪いようでかなり憂鬱。
ああ、このままずっとここで夏休みを過ごしてたいですなぁ。。。


見よ、あれが南極大陸だっ!
新年のご挨拶 2009年
2009.1.2 【ブエノス・アイレス / アルゼンチン】 
早いもので去年のエジプトでの正月から1年経ちました。
その間、アフリカ/中東/ヨーロッパ、そして南米へ来て、イースター島と南極にも行って楽しいこと満載の日々。
もちろん大変なことや辛いことも山盛りですが、良くも悪くもどれも間違いなく普通じゃ出来ない経験ばかり。

日々の旅行のドタバタを言い訳にしてホームページの更新はサボりがちだけれども、ちゃんと"濃い旅、恋の旅"は続いております。

今年は主に中南米を気の向くままにフラフラしたいと思います。
そんでもって去年に負けず劣らずの『極上の経験』してきます。

先進国世界は経済危機で何だか混沌としてきたようだけど、今まで巡った殆どの国から見てみたら、それでもとっても幸せな世界かと。

今は幸であれ不幸であれ、誰にとっても素晴らしい一年となりますよう、そして世界中の人々がニッコリ笑っていられるような世界になりますように。

今年も沢山の出会いと笑いがありますように。
世界中の皆様、今年も宜しくお願いします。


南極大陸から登る朝日と流氷@2008年12月25日午前2時59分


南極大陸!
南極クルーズと夢のような日々
2008.12.30 【ブエノス・アイレス / アルゼンチン】 
15日間の南極クルーズを終え、ブエノス・アイレスにきました。
豪華客船での南極クルーズは夢のようでした。 というか夢?

流石は南極、ペンギンが気持ち悪い程おりました。
これは可愛いショット
というのも、今日からまた貧乏バックパッカー生活に逆戻り。
宿はムシ暑くて蚊も多く、いきなり現実社会の厳しさに涙。

ああ、素晴らしき日々よ、もう帰らぬセレブな日々、さらば豪華客船!

ということで、豪華客船生活は終了で、ブエノス・アイレスの日本人宿(上野山荘 別館)で新年を迎えることになりました。
幸いにも衛星放送でNHKが見れるので「紅白歌合戦」と「ゆく年くる年」が見れそうです。
去年はエジプトのダハブで二人揃って風邪で倒れ、カウントダウンを逃した年末年始でしたが、今年は楽しく過ごせそうです♪

皆様、良い新年をお迎えくださいませ。

年明けに南極特集をUPします。
(船の揺れにすぐに酔ってパソコン作業が全く出来ませんでした)

新年の暇つぶしに、お楽しみあれ〜!

皇帝ペンギン 観れました♪


魚市場のカモメ
南極クルーズに行ってきます
2008.12.14 【ビーニャ・デル・マル / チリ】 
ボリビアのあと、チリの北部のイキケという町に再度立ち寄り、自由貿易地区で新しいデジカメと望遠鏡を格安で購入し、ついでに近郊のツアーに出かけて世界遺産の廃墟とナスカの地上絵ならぬ"イキケの地上絵(ピンタードス)"を見てきました。


上:世界遺産の廃墟の一部。 今にも崩れそうな鉄の塊達。 何かかっちょいい。
下:ピンタードスの地上絵は子供のラクガキのよう。 ファミコン時代の絵のようで可愛い。

そのあと南極クルーズに参加するために、クルーズ出港場所のバルパライソという町の隣町:ビーニャ・デル・マルにやってきました。

ここはチリでも有数のビーチリゾート地で、日本人バックパッカーも沢山訪れる町なのですが、日本人旅行者は皆ビーチリゾートを楽しみに来るわけでありません。 では何を楽しみにくるかというと、"汐見荘"という昔から有名な日本人宿に泊まるためにやってくるのです。
私達の目的もビーチリゾートではなく、この"汐見荘"。

実は、この宿の近くには魚市場(徒歩20分程)があり、新鮮な魚介類を格安で購入できるのです。
市場は、サケ・マグロ・アサリ・アワビ・ムール貝・ウニ・その他諸々、魚介天国。


上:魚介天国、ビーニャの市場。
下:今日の夕食:サーモンの刺身とホタテ。

長期旅行者が多い為、皆大喜びで久しぶりの刺身やら焼き魚を思う存分堪能し、日本食への欲求を思う存分満たし次の目的地へと向かうのです。
観光している人よりも自炊に忙しい旅行者ばかりの不思議な宿なのです。
もちろん私達も"汐見荘"で思う存分魚介類を堪能しました。

そしていよいよ明日、15日の夕方から南極クルーズに出発します。

クルーズの終わる12月30日まではホームページの更新出来ませんが(クルーズ中、衛星経由でネットに繋げますが料金が高過ぎるので無理!)、すぐにも南極クルーズ特集ページを作る予定。
更新をお楽しみに。

では、行ってきます!


デスロードを爆走中!
物価が安いと、気が大きくなっちゃいますね
2008.12.07 【ラ・パス / ボリビア】 
チリの海岸沿いから世界一標高の高い首都ラ・パスに来て早1週間以上が経ちました。
到着3日目までは高山病でぐったり。
ちょっと歩くだけで息があがり、軽い頭痛を伴ってフラフラしてました。
今では高地順応もバッチリで、"デスロード"と呼ばれる崖道を自転車で走るツアーに参加したりと元気にしています。

そしてラ・パスには美味しい料理屋がいくつもあり、日々の暴食で間違いなく太ってきました。

首絞め強盗や引ったくりなど治安が悪くて物騒だけれど、意外にも過ごし易くて良いところです。
他の国では貧乏生活なのに、ここぞとばかり羽振りよく生活、といっても1000円くらいの事なんですが……。

そしてそして、ラ・パスの生活に気を大きくして、5つ星の超豪華客船での南極クルーズも買っちゃいました!!
今年のクリスマスは、豪華客船から南極を見て乾杯です。
きっと一生の思い出に残るクリスマスになるでしょう。
出発から1年10ヶ月目にして、やっと新婚旅行らしい旅行に万歳!!
さらば相部屋生活、さらば共同トイレ生活、さらば冷暖房無し生活、さらばウザい現地人!

大型船なので南極に上陸は出来ないけれど、南極大陸が見れることに今から興奮です。
今回乗る豪華客船は本当に豪華なので、我ら貧乏バックパッカーには全く似合わずビビッてますが、ラ・パスの観光そっちのけで、クルーズ用のドレスやタキシード、上品な服をいろいろと買いまくり、南極クルーズ準備中。

ここから再度チリに戻り、12月15日にバルパライソという町から南極に向けて出発しますよー♪