ディズニーのシンデレラ城のモデルとなった"ノイシュヴァンシュタイン城"
外壁修理中で半分が足場掛かってました……
たまにはこんな日もあるし。。。
2008.08.23 【ドイツ / ミュンヘン、フュッセン】 
プラから深夜24時発の夜行バスに乗ってドイツのミュンヘンへ移動しました。
出発1時間前からプラハは雷を伴う狂ったような大雨。
幸いにも早めにバスステーションに居たので濡れずに済みましたが、なんだか嫌な予感……。

バスは順調過ぎて早朝4時50分にミュンヘンに到着。。。。。って、ここどこ!?
ミュンヘン中央駅前に到着と思っていたら、郊外に到着でした。

ドイツの安宿はどこも"夕方4時以降"のチェックインという経営方針なので、夕方まで大都市のミュンヘンを観光するよりも、次の目的地"フッセン"を観光することにしました。
しかし朝の6時から人身事故で全電車がストップし、2時間以上足止め……乗り継ぎもうまく接続せずで昼頃に"フュッセン"に到着しました。
何もなければ9時前には到着出来る電車だったのですが。

この"フュッセン"には、ドイツのお城観光のハイライト、ディズニーのシンデレラ城のモデルとなった"ノイシュヴァンシュタイン城"があります。、

12時過ぎに入城チケットを購入するも、電車の遅延が影響してか現地は昼から混み混みで、入場は16時55分。(※城内観光をスムーズにするため、指定された時間にしか入城できません)。

仕方なく、時間までお城の周りをうろうろと時間を潰すも、途中から大雨が降りだして観光どころじゃありません。
私達は雨だったので山に登りませんでしたが、山から見たお城の写真はそれはそれは美しく、シンデレラ城よりもずっと素敵でした。

山側からのお城の風景 (購入した絵葉書を撮影したのもの)
近くの橋から見えるお城(トップ画像)は山から見たものと比べると全く素敵ではありません。
しかも外壁の修理中で、お城の半分は足場だらけ……シーズン終わってから修理しろっつうの。

お城の一角で大雨を耐えること2時間半、やっと入城時間となりました。
外壁はガッカリでしたが、贅を尽くした城内は大変美しい!!!
しかし、じっくりゆっくり観たいのに、撮影禁止だし、ガイドに次々と急かされるしで35分で観光終了。
4時間半以上待たされて35分……うーん、さすがはシンデレラ城のオリジナル。 こんな所までディズニー仕様とは……。

あっという間にお城観光は終わったものの、時間も遅くフュッセンでの宿探しが困難で、急きょミュンヘンに戻ることにしました。
21時過ぎにミュンヘン駅に着き、駅から近くの宿に電話で予約をしたものの、あるはずの場所に宿が見つからず、1時間近くも探し続けやっと見つけました。
場所、地図と全然違うじゃん!!怒

そして深夜3時、同部屋のドイツ女性3人が酔っ払って帰ってきて朝まで大騒ぎ……。

ああ、ツイてないときは連続で悪いことが起きるものです。
プラハの雨は今日1日の悪い出来事を物語っていたのでした。

 ◆本日の不運
 1.バスが町外れに到着
 2.人身事故で電車遅延3時間
 3.混み混みで入城待ち4時間半
 4.お城、外壁工事中で外側半分足場だらけ
 5.入城待ちの間、大雨
 6.フュッセンで安宿がみつからず
 7.ミュンヘンの宿、地図が違い1時間さ迷う
 8.一晩中うるさくて眠れず


トホホ。涙。

涙の後には虹が出る?

この後は、きっと素敵な出来事満載ですよー!


疲れ果ててグッタリのひろみん


世界で最も美しい町のひとつといわれるプラハにて。  正面がプラハ城。
これぞ ヨーロッパ
2008.08.20 【プラハ / チェコ】 
フェリーにて、クロアチアのドブロヴニクからリエカへ快適&楽しい21時間の移動を満喫し(インドで出会った世界一周中のご夫婦と8ヶ月ぶりに再会し、ブダペストまでご一緒しました♪)、リエカからバスでスロヴェニアの首都リブリャーナへ。
リブリャーナ近郊の巨大な鍾乳洞で、なんと鍾乳洞の中をトロッコで滑走!
非常に楽しい観光となりました。

出発直前の写真。 (ポストイナ鍾乳洞)

その後、ハンガリーのブタペストへ。
快適日本人宿アンダンテにてマッタリと5日間、アフリカで2ヶ月間ずっと一緒だった"ゆうちゃん"とも再会出来て、一緒に観光したり、世界三大貴腐ワイン&フォアグラ食べたりと大満足の滞在となりました。

ドナウ川沿いにある世界一美しい国会議事堂 (ブダペスト)
こんな素敵な建物だと、議員も国会も洗練されちゃう?

そして音楽の都オーストリアのウィーンへバスで移動。
国立オペラ座やモーツアルトやら王宮やら、音楽と芸術を堪能。
ちょっとした音楽家気取りでした。

けんぽことモーツアルト先生 (ウィーン)

次はチェコのチェスキー・クルムロフへ電車で移動。
緑と川に囲まれた中世の町そのまんまの小さで静かなこの町は、非常に気に入った場所となりました。
既にプラハでの宿を予約していたので泣く泣く移動しましたが、時間の許す限り何日でも滞在したくなる程の超オススメの町なのでした。
チェコに行くならチェスキー・クルムロフへも是非!

緑と川に囲まれた中世の小さな町 (チェスキー・クルムロフ)
初めて目にしたとき、その美しさに息を飲みました。

でもって、世界で最も美しい町のひとつといわれるプラハにやってきました。
いやー、さすがは"プラハ"、旧市街はどこを歩いても全てが美しい。
ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、アールヌーボの建築群。
各時代の建物が混在し一体となった町並みはどこを見ても溜息が出まくりで、中世をそのまま飲み込んだ空間全てが芸術なのです。

ああ、これぞ、ヨーロッパ。

音楽と芸術、町並みと人々、そしてビールと美味しい食べ物に幸せいっぱいの近頃なのです。

この後はドイツはミュンヘンに向かいます。

これぞ、ゴシック建築!!  聖ヴィート大聖堂 (プラハ)

多くの旅行者が「ヨーロッパの中で一番良かった」と言う ドブロヴニク。
「アドリア海の真珠」と呼ばれる町。
魔女の宅急便の町?
2008.08.05 【ドブロヴニク / クロアチア】 
マケドニアからアルバニアを経て、モンテネグロの世界遺産の町コトルへ。
夜行バスで朝9時過ぎに現地に着くも安宿全滅。。。。またしても宿難民。
ということでコトルでの宿泊は諦め、4時間程、旧市街を観光です。
小さなコトルの町は4時間で充分過ぎる程堪能できたので宿が無くて結果OKでした。 危ない、危ない。。。

そして、コトルからバスで2時間半のクロアチアのドブロヴニクへ。
ここはクロアチアが誇る世界遺産、アドリア海の真珠と呼ばれる町。

オレンジ色の瓦屋根がビッシリ詰まった旧市街。
それはそれは美しい町なのです。
バス停でバスを降りると多数の老人がワラワラと近寄ってきます。
実はこの老人軍団は、自宅の部屋を旅行者に貸すプライベートルーム(現地語で"SOBE"(ソベ)と言います)経営のおばあちゃんやおじいちゃん達。
殆どの人が英語が全く通じず、何を言っているかさっぱり分かりませんが、その中で最初の言い値がまともだったおばあちゃんに着いて行く事に。
これが正解♪
道端のゴミ箱を漁ったりと少し変なおばあちゃんだったけれど、楽しい思い出が出来ました。

"ミレ"ばあちゃんと私達
かなりクセのある面白いおばあちゃんでした。

旧市街とアドリア海、そして、ミレばあちゃんを満喫したドブロヴニク。
それはそれは楽しい2日間なのでした。

次はフェリーにてスロヴェニアに向かいます。

城壁の裏からアドリア海へ!

岬に立つこの教会が、オフリドで一番メジャーな教会だそうです。
夏と湖と露出狂
2008.08.02 【オフリド / マケドニア】 
「到着は早朝6時」とチケット売りのババァは確かに言ったものの、実際にオフリドに到着したのは午前3時過ぎ。 ババァ、騙しやがって。。。(怒)
当然ながら辺りは真っ暗で安宿の客引きも誰もおらず。

他の騙された西洋人共々、明け方まで待つも客引きは1人だけで旅行者に対してベッドの数が足りません。
事前情報では"真っ暗でも、明け方にはどこからともなく客引きが現れる"ということなのに1人だけ。
太陽は昇り、6時が過ぎ、7時を過ぎても、その後、客引きは誰も来ません。。。おかしい。。。

実はタイミング悪いことに、到着日の8月2日は国を挙げての祭日だったようで、マケドニア随一の観光地オフリドは国内観光客で大賑わい。
ここ数日、宿はどこも一杯で、客引きも客を入れようが無いので仕事せず。

ということで、今回は宿を見つけるのに7時間以上も掛かりました。。。。
やはり真夏のヨーロッパは、現地到着してからの宿探しは無理!
7時間もあれば観光終わるっちゅうの!
その後すぐに4時間程観光し、ああ、疲れた。。。夏のヨーロッパ楽しくない!!(予約をしない自分が悪い)

と、オフリドは世界遺産の町で、美しいオフリド湖とその周りに点在する教会が世界遺産として登録されているのですが、この地域一体にはなんと360以上もの教会があるそうです。
「1年間毎日違う教会に行ける」とは宿のオバチャン。
毎日違う教会に通ったとして、ご利益はあるのかしら?
マケドニア版お遍路さん?

それはさておき、この美しいオフリド湖、現地人は皆が皆、湖で遊ぶのが目的のようなのですが、女性の格好がとても素敵。
というか、君達は露出狂ですか?という程のエロエロファッションです。
今日は国を挙げての祝日だから皆へのサービスですか、もしかして?

若い子は当然として、小さな子供からおデブなおばちゃんまでもがヒモだけみたいな服(水着?)を着てたり、パンツを見せて歩いていたり、スケスケの服の下は裸だったり、オッパイ丸見せで買い物しているお姉さんまで居て、水辺でなく街中でこんな格好をするなんて、マケドニアの女性達は変態だっ! いいぞ、マケドニア人!!

世界遺産と露出狂。
一粒で2度美味しいオフリドなのでした。

次は、モンテネグロのコトルというこれまた世界遺産の町を目指します。
モンテネグロの女性も露出狂でありますように。。。

アレクサンダル・ネフスキー教会
バルカン半島で"最も美しい教会"といわれているようです。
ヨーグルトよりもチーズの国
2008.08.01 【ソフィア / ブルガリア】 
イスタンブールから夜行バスで10時間、ブルガリアの首都ソフィアに来ました。
「ブルガリアだし、まだ宿の心配しなくて大丈夫!」と予約も何もせずに来たら、安宿は見事にどこも満室で"夏のヨーロッパ突入"早々、宿難民に。。。
幸いにも屋根裏に泊めて貰えたので助かりましたが、この先、キッチリと予定を組んで早めに宿の予約を入れていかないとヤバそうです。
ブルガリアですらこの混みよう、他の国は一体どうなっているのやら??

ソフィアは首都のわりに活気が無くて"寂れた町"なのですが、町の観光は教会、教会、修道院、美術館、博物館、寺院、、、といった感じで、早くもヨーロッパっぽい"教会尽くし"の観光になっております。

そして、ヨーグルトよりもチーズが美味しいブルガリア。
「ブルガリア=ヨーグルト」という発想は、"明治ブルガリアヨーグルト"を食べている我々日本人だけのようでした。

本日の夜行バスでマケドニアはオフリドへ向かいます。
マケドニアで1番の観光地、さて無事に安宿に泊まれるのでしょうか。。。(懲りずに予約を入れてない)

イズミットの公園に光る大きなボール達
ああ、これが世界三大料理なのね♪
2008.07.29 【イズミット / トルコ】 
パムッカレの後は、イスタンブール。 タイミング良くテロが起きちゃうし、観光名所も多くて疲れちゃう!という感じで2日間観光し、イスタンブールからバスで2時間少々の"イズミット"という町に。
超分厚いロンリープラネットのトルコ編にも乗っていない程のマイナーな町ですが、ひろみんの友達ファトマのご実家(カナダ留学時代のクラスメイト)を訪ねにやってきました。
お昼過ぎに到着しましたが友達は夕方まで仕事だったので、丁度仕事がお休み(多分休んでくれた)だったご両親と妹が私達の面倒を見てくれました。
言葉が通じなくて苦労するものの、身振り手振りで一緒にお昼ご飯を食べ、その後は近郊の山にドライブ。
そして夜はファトマも帰宅してのトルコ家庭料理尽くし。


見た目は今までの料理となんら変わりなかったのです。 しかし、その実態は!!
もぐもぐもぐ。。。むしゃむしゃむしゃ。。。むむむむ!   うまぁ〜いっ!!
レストランでは決して味わえない料理にこんな所で出会えました。
トルコ料理が世界三大料理という事、今日、判明!
今までの食堂で食べたのは"トルコ料理じゃなかった"に違いない。
ということで認識間違ってました。

やっぱり、トルコ料理は世界三大料理に決定! 美味しすぎます。

そして夕食の後はイズミットの夜景とナイトテーマパークへ。
これがスゴイ、ビューティフル、ワンダフル!!
外国人観光客は誰も居ない、誰も知らないイズミット、そこにはモノスゴイ夜景&夢の国(遊園地)があったのです。
お陰様で非常に思い出深い日となりました。

ファトマとひろみん 観覧車にて
こんな素敵な場所だけど、普通じゃ絶対に来れません。
ファトマと家族に大感謝のイズミットなのでした。

再度イスタンブールへ戻り、同日中にブルガリアはソフィアへ向かいます。
ヨーロッパ旅行、開始です。

西洋のお姉さんらが水着でウッフン
開発し過ぎ?雨よ降れ!
2008.07.24 【パムッカレ / トルコ】 
ヨルダンから、ダダダダ〜っと移動して、トルコはパムッカレに来ました。
移動だけとはいえ、久しぶりに20時間以上(乗換えの待ち時間入れて26時間)のバス移動でグッタリするも、体に鞭打って、現地到着後早々に観光してきました。

なんたってここは、その昔ひろみんが"世界遺産の写真集"でこの石灰棚を見て「いつかひと目見たい」と思っていた場所なのですから♪

複雑に形成された真っ白な石灰棚に溜まる淡い水色の泉。
それはそれは息を呑む程の美しい景色。

それはそれは美しい世界だったのですが(過去形)、
実はこれ、ポスターの写真です。
って、実物は水が枯れてて白い石灰棚しかないじゃん!
上から人工的に水を流していましたが明らかに水不足で溜まる程の水も無し。
どうやら開発し過ぎで源泉が枯渇しているらしい。
今時期は雨も降らないし枯れ枯れ。
ひょえ〜、憧れの石灰棚はショボショボの場所になっていたのでした。

水が無いので白いだけでした。
上の画像と大違い。
出会う旅行者が皆口を揃えて「イマイチ」と言っていた理由を実感。涙。
観光客の涙で石灰棚が潤う日が来たりして?

いつかまた、雨が降った数日後にでも来てみたい、そんな場所なのでした。

再度イスタンブールへ向かいます。 その後、ヨーロッパ旅行に突入です。